みなも泳ぐ水鳥も

観劇と他の趣味

2024「大泉洋リサイタル in 武道館」

ホールツアー1つも取れなくて、最後まで来れるか私も体調崩さないかずっとハラハラしながら1月を過ごしてやっとたどり着いた2/2!

人生初の武道館を洋ちゃんのリサイタルで迎えました。

 

早めに着いて、お花の写真撮りまくって、黄金像を見るための大行列に並んで。もうそれでほとんど開幕時間。横のカフェで食べたフォカッチャサンドがめちゃくちゃ美味しかった。あれまた食べたいな。

 

2階席だったので裏側の大階段から入場。

最速先行で2階かよ~って思ってたんだけど、舞台正面で全体を見渡せる席ですごく見やすかった。何よりドームキャパで慣れてると武道館は距離が近い。

 

なんやかんやして開演時間。洋ちゃんの爆笑アナウンスで注意喚起が入り、ガンガン流れてたParty Ya!がぶつっと止まって会場が真っ暗に。

6年ぶり(!)のオイズーミコールで呼び込むと黄金像の衣装着た洋ちゃん登場!

以下うっすら記憶のセトリと感想。

 

TOKIO

後々のラジオとかで言われてたけど、確かに1曲目が人の曲。笑

サビのカメラ指差しが好き。

 

-トーク-

360度皆さんがいるから何となく回っちゃいますね。

 

♪本日のスープ

♪ビーチドリーマー

♪君には

名曲だけどあんまりジャンボリーでも聴く機会ない3曲嬉しかった。君には大好き。

 

-トーク-

「さすがに13000人いるって思うと、いくらバカでもあと4人いてほしいなって思いますね」っていうNACSさんサービストークから端を発した会場とのやり取りが、自分のファンである前提の戯れでなんか良かった。\福山さんは~?/って客席から聞かれて、大スター伝説とその後日談の流れに持っていくのなんか、仕込みみたいに美しかった。しかもそれをPA席で聞いている大スターご本人。

正直私も福山さん来るのではと本当に思っていた客のひとりでした。笑

 

♪スマッシュヒットLOVEバシーン

♪疾れ!

ロックナンバーパートめっちゃかっこいい。やたらマイクスタンド回すロックスター。

サインボール投げるのをゴルフでやるの天才の発明だと思った。

 

-VTR前半-

やっぱりどうでしょう班と一緒にいるときの洋ちゃんの良さってあるんだよな。紅白出場発表されたあとに「なんでもします」って懇願する紅白歌手好き。

 

自動車ショー歌

また逢う日まで

♪長い夜

昭和歌謡メドレー全部よかった。全部ちょっとずつご本人のエッセンスが入りながら、洋ちゃんの良さがある。ホールツアーの頃から大評判だったネクタイ外しをしっかり浴びてノックアウト。特に長い夜が好きだった。

 

-VTR後半-

ひたすらにファッションショー。結局本人が好きで楽しいんだもんな。

 

♪手漕ぎボートは海をこえて

ヒグマの洋から情緒がめちゃくちゃになる名曲。でも会長との思い出だからこの位置が正しい。あの日振られたダイスの先に会ったのが武道館リサイタルだよ。

 

-トーク-

新曲の「コラーゲン。」はリリースがあるからタイトルだけ決めてくれって言われた福岡公演の夜、水炊き食べてたから思いついた話。めっちゃ笑った。

 

♪Top Of The World

♪ふわり

パセポの曲を持ち歌で歌える日本の俳優ってそう何人もいないのよ。武道館全体を駆け巡る星空みたいな光が印象的だった。

ふわり好きだなあ。転調とともにふわりと舞い散るハートが綺麗。

 

♪ハナ

ふわり歌いながらせりが下がってピアノが出てきたので、お?って思っていたら、そのままピアノに向かう! え?え??って声がしんと消えて弾き始める。

からはいろんなとこで流れた通り。初めは笑い声もあがっていたんだけど、立ち上がってトークで場をつなぎながらも明確にテンパっていて、胸がぎゅっとなって手を握りながらがんばれ……!がんばれ……!ってなって。この状態でも「ここDVDの編集点だから」って言われた途端に声援やめて初見のていのワーキャー始める客席はだいぶ面白かった。

本当にあの瞬間はスペシャルな空間だった。まさかこんなに後に続くくだりになるとはこのときは思わず。

歌いこまれた素敵な歌声とピアノだった。私は声出し解禁ってあんまりぴんと来ていなかったんだけど、ハナの合唱はだいぶぐっときた。

 

-トーク-

すごく練習したこと、京都にピアノ持ち込んで練習したこと、リハまでまったく間違えてなかったことをバンドメンバーに同意を求めて、もう1回だけリベンジしていい?って完璧に弾けて(マイク入ってなくて聞こえず)。最後にせりを下がっていくピアノに「でもありがとね」ってぽんぽんってする洋ちゃんのそういうところが好きだよ。

 

♪あの空に立つ塔のように

キラキラが降り注ぐ中スポットライトに照らされて武道館の中心に立つ大泉洋を目に焼き付けた。

 

En.Man In The Mirror

モノマネ部分しか歌えないから一生懸命練習したら上手くなっちゃって、やりたいのはこれなのか?ってみんなで協議した結果、バンド演奏を収録してみんなであて振りして途中からステージに全員上がってきちゃうっていうネタをやるための、プロの力を結集した名曲。ネタを成立させる洋ちゃんの歌声が最高だった。洋楽も似合うのよ。バンドメンバーとスタッフに拍手を送る機会にもなって素敵だった。

 

En.バカね…冬

En.バカね

あらためてイベントのためだけにファンに向けて書かれた曲が何曲もあるってすごいことだよなあって、バカね…冬の歌詞テロップを見ながら思いを馳せていた。最後渾身の愛してるよ~!

バンドメンバーと手をつないで礼、NAOTOさんとハイタッチして松本さんと握手してみんな見送ってから、生声で「ありがとうございました」と長い投げキッス&エアハグ。

 

すごくすごく満たされたリサイタルでした。

 

ディレイビューイング

上映後のトークショー登場から明確に落ち込んでいる……!昨日落ち込んで帰って見に来た関係者の良かったよって感想にも「あんなことになってしまって申し訳ない」って返した話をぽつぽつとしてくれる。翌日(ディレイ当日)起きたら福山さんから来ていたメールを読んでくれる。「今日みなさんの前で読んでくれていいですよ(イケボ)」の許可付きで、すごくエンターテインメントに富んだ表現で「むき出しになった姿こそ演出を超えた演出で、ああいう姿をファンはみんな見たいんだ」みたいな(一言一句同意の)コメントを送ってくれて、ちょっとだけ元気になった、と。

スター稼業の先輩メンターがすぐそばにいて、我々に聞かせるところまで込みで言葉を送ってくれる環境のありがたさだよ。実際あの出色の出来のリサイタルをやり切って、それでも準備してきたことができなくてしおしおに落ち込んでいる姿を我々に見せてくれる、それこそが大泉洋の魅力であって、感情を喚起されてたくさんの人間が何か言葉をかけなくてはと思わされるのがスターなんだよなあ。

トーク会場現地にいたファンがめちゃくちゃ声をかけて、なんとか盛り立てようとする。「昨日間に合ったの?」って聞かれたときの笑顔がくらっとなるくらい好き。ギリギリ間に合ったそう。あと肩腰膝と肩越しに頬の振り付けが可愛いよね~ってやってくれた。最後は「おかげでちょっと元気になりました」って言ってくれて退場。

 

もう心かき乱されて泣きながら1000字ぴったりのファンメールを送りました。

君こそスターだよ。