みなも泳ぐ水鳥も

観劇と他の趣味

2024「北海道フードフィルムフェスティバル プレイベント」

そろそろ札幌に行きたくなったところで良いイベントがあったので、久々の北海道。

そらのレストラン上映会&アフタートークと、シネマディナー。

 

そらのレストランは本上映時以来に久しぶりに見たんだけど、昔より刺さっちゃって各所で泣いた。食のおはなしではあるけど、お仕事ドラマでもあるなあと思った。仕事との付き合い方とか大切な人がいなくなったときの整理の仕方とか。

 

上映後に大量にプレスが入ってきて規模の大きさにびっくりする。

久仁ちゃん司会で洋ちゃんと本上さん登場!サンセバスチャン映画祭も食の映画で、サンセバの思い出を一通りトーク

その後山の会から村上さんご夫妻と富樫さん(マキタさんモデルの方)もご登場。ご夫妻の実際のなれそめ聞いたり、富樫さんの民宿に本上さん一家で遊びに行ったらたまたま大泉家もいて、みんなで遊んだ思い出話聞いたり。みんなで海辺でモルックしたそう。

その後フォトセッション。カメラさんたちの要求に応えながらひとりでずっと喋ってる。

最後ご挨拶してトークショーは終了。

 

シネマディナー参加勢はスタッフさんの誘導でバスに移動。この辺り手探りでスタッフ総出でやってる感じがしてキュンとした。がんばれCUEさん。

 

そのままバスで大倉山へ。ヌーベルプース大倉山。

ウェルカムドリンクと前菜取って席に行くと、後ろにプレスがずらっと。もっと観客がご飯食べて終わりみたいな企画だと思ってたので、最後を締めくくるメインイベントでびっくりした。

映画祭の主催である札幌市から市長、道新から社長がご挨拶。22年に企画の相談があり、やっとの実現とのこと。乾杯の挨拶は亜由美社長。しあわせのパン公開時に周辺のパン屋からパンがなくなったことがあって、ずっと食と映画のイベントがやりたい、北海道ならできると言って回っていた、とのこと。熱くて素敵なご挨拶でした。

 

その後はコースが提供されながら、正面のステージでシェフや生産者の山の会の方々のお話を聞くような流れ。

メニューは以下。映画で提供されたメニューを踏襲していてすごく美味しかった。

 

前菜:村上牧場 "希少部位牛トンビ"のカルパッチョ 山本さんの"アルパージュ36カ月"

→これがどっちもめちゃくちゃ美味しかった。coronのパンとチーズの相性が良い。

 

スープ:富樫さんの大豆のスープ ふきのとうの泡

→大豆のスープって飲んだことなかったんだけど、確かに大豆の味がするポタージュで美味しかった。

 

サラダ:"若気の至り"~FLOWER GARDEN~

→イッパチでメニュー開発していたらしく、ハチャメチャなメニュー案からシェフがいいところだけ抽出して作ったらしい。お花畑みたいな綺麗なサラダ。

 

とここで、洋ちゃんと本上さんがサプライズで再登場!サラダご紹介の小噺。完全に手が止まる客席に「ごめんなさいね、食べてくださいね」って言ってくれるも、無理!って客席。

この話をしてる間、ずっと入り口で洋二さんが立ってトークを見ている。スタッフに促されてステージにあがってきて「私がいると他局に迷惑かかるでしょ」「あなたはもういいのよ、北海道の珍獣みたいなもんだから」などガヤガヤ。サラダ食べ始めた客席に「今まで胸がいっぱいで喉を通らない!って言ってた人たちがあんた出てきた途端に食べ始めましたよ」とか言って完全にYOYO'Sの時間だった。

テーブルが入り口付近だったのでステージが見にくい代わりに出入りで近くを通ってくれて嬉しかった。

このあとなぜか洋二さんと話す機会があったんだけど、さすがベテランアナウンサーってすごいんだなと思う気遣いと素人コントロールの人だった。

 

魚料理:"マーレ旭丸"せたな沖サクラマスポワレ 菜の花のリゾット

→クセがなくて美味しい。

肉料理:北海道大学より"マトン"の炭火焼き せたな産さやあかね

→映画の通り、確かに香りはあるんだけど全然嫌ではなく、すごく食べ応えのあるマトンだった。

デザート:"自家製"函館ミルクのアイスとイチゴのヴェリーヌ

→ちょうどよいパフェ風アイス。綺麗で美味しい。

 

テーブル同じになった人と喋ったり、なぜか混ぜられていたプレスの方としばし交流したり、楽しい時間だった。非日常とごはんと周りの歓談の声とでなんかふわふわ。

 

勢いで取ったチケットだったけど、良いプレイベントに参加できてよかった。

11月の本イベントも素敵なものになりますように。