みなも泳ぐ水鳥も

観劇と他の趣味

famとしての5年間によせて

2017年に映画をきっかけに突然好きになってから5年間、17年の活動歴に対して決して長い期間ではないけれど、とても楽しくて長い5年でした。

 

立って見る音楽ライブに初めて行ったのも、いろんなイベントに参加したのも、一生懸命身なりを整えて10秒のうちに喋ること考えて握手会参加したのも、啓司さんを好きになったからこその経験です。

 

ゴリッゴリ曲の武骨なかっこよさも、込められた気持ちが直接胸に飛び込んでくるようなバラードも、暴れたい放題のライブ曲も、キラキラが飛んでくるような往年の名曲も、満面の笑みのファンサも、ライブのすべての瞬間の啓司さんが好きでした。

 

せっかく来てるんだから直接質問してよって突然の双方向形式になった写真集のトークショーで、ひとりひとりの質問に言葉を選びながら真剣に答えてくれたことがとても印象に残っています。

そこで起こったいろんなことは絶対に忘れません。

 

 

2020年2月に本体のライブが突然中止になって、あるはずだったSECONDのライブがなくなって、再開後も人数が集まる会場に行く決断ができるまでに時間がかかったところもあって、もしかしたらと思い始めてからも前ほどは行けなくて、発表があってから「こんな世の中になってなかったら」と何回も考えて

キャスで話してくれた決断の経緯で、そうなんだなって自分の中で納得してからも、ライブで踊っている姿を見ると涙が止まらなくなって、平常心で最後まで見れた日は一度もなくて

それでも昔の曲でキラキラ踊って、14人体制の曲でフォーメーションの一部となって、SECONDパートで大好きな人と大好きな曲で暴れまわって真ん中でみんなと手をつないで、道を踊っている姿を見られて本当に良かったし

喋り始めて言葉を詰まらせていた前半を経て、言葉をとめながら最後まで感謝を伝えてくださったファイナルを見て、きっと整理のできたツアー期間だったんだなとこちらも思えたし

ワンクラップという世紀の発明のおかげで、歓声があげられない時代、そもそも歓声をあげるタイプじゃないファンの気持ちも少しでも伝えられていたんだなって思えて嬉しかったし

最後大好きなメンバーと抱きしめあって、たじたじ笑って、ChooChooTrainの先頭で満面の笑みで回って、見えなくなるまでずっと笑顔だった姿をファイナルで見られたことは本当に幸せでした。

 

ライブを見て気持ちの整理がついてもさざ波のように寂しさは襲ってくるし、きっとこれから啓司さんのいないステージを見てより強く感じることになるんでしょう。

それでも楽しい楽しい5年間を過ごせて本当に幸せでした。

 

これからどのような道に進まれるにせよ、啓司さんの人生が今後も素晴らしいものであることを願っております。

本当にありがとうございました。