ホテルニューオータニで行われた大阪公演に参加しました。
台風とともに行ったり来たりしていた本イベント、何とか開催されて自分も参加できてよかった……。
ヘアメイクしてもらって会場へ。横のスペースでやっていた社交ダンスのイベント参加者たちと入り混じりながら開演を待つの面白かった。
宴会場に並べられた席に着くと、芳雄グリーンの小さい紙袋(ティファニーみたいで可愛い)。中には印度カリー子さんの「万能ザクザク食べるカレー」と本日の日付の入った銀のスプーンが入ってました。後々夜公演で「美味しかったからおすそ分け、でもそれだけだと印度カリー子さんのFCイベントになっちゃうからスプーンつけました」みたいなことを言っていて、美味しかったからおすそ分けしてくれるのいいな……と思いました。
席でそわそわしながら待っていると、するっと大貫さん登場!なめらかな自己紹介と「芳雄さんの好きなところ」をテーマにひとしきり喋る。
そして呼び込みののち、♪Jumpin' up by MYSELFで後方から芳雄さん登場!!私はこの曲がかなり好きなんだけど、今回の歌詞も秀逸。「次の20年、皆さん応援してくれる、んだよね?」のところが可愛くて可愛くて。
・大貫さんとトーク
台風で新幹線が止まり移動すら危ぶまれる中、東京のFCイベントの翌日に何とか空の便で移動できる、はずだったのに数年ぶりの寝坊して飛行機乗り遅れた話。前日のREON JACKでも話してたから知ってたけど、いや本当に!無事着いたからよかったけど!!!ってなりました。笑 でも作品の間に1週間で3都市回るイベントで、常に天候の不安が付きまとう中でお疲れもあったんでしょうね……。
・質問コーナー
ここからは芳雄さん一人で会場を練り歩くターン。会場の中で3名の座席の裏に封筒が貼ってあって、当たった方は芳雄さんが来て書いてある質問を読み上げるという趣向。
今回のイベント、これともうひとつ座席に仕込まれているサプライズがあったのだけど、当たった人はちょっとうれしくて負担もそれほど大きくなく、当たらなかった大多数の人も楽しいつくりだったのが好きでした。
・芳雄の良し悪しクイズ
芳雄さんの限りなくニッチな、というかファンが知る由もない情報を○か×かで当てるクイズ。大貫さんから「不正のないように皆さんでお互いを監視してください」という説明を受けて「これまでの会場でも不正をめぐって掴み合いの喧嘩が起きてましたからね」って100%の嘘ついていて好き。”掴み合い”のモーションが躍動的で可愛い。
「子供のころに発表会で歌った曲」「上白石姉妹の名前を間違えたことがあるか」「オファーを受けてプレッシャーを感じたか」とか、勘で答えざるを得ない問題なんだけど、結構いいところまでいけた。
最後まで残った勝者は、ステージに集まってチェキの贈呈とメッセージ伝えられるタイム。
・歌唱
「二都物語」より ♪この星空
さっきまで陽気にしゃべってた人に、役が降りる瞬間を見た。台詞スタートで、自分の世界が変わる瞬間を歌う芳雄さんほど良いものはない。本編で聴けるのが楽しみだ!!
「ME AND MY GIRL」より ♪街灯の下で
可愛い曲。曲中の口笛がすごく上手い。本人もよく褒められるらしい。
♪ぼくは人工衛星
夜公演、歌い出しでマイクが入らなくなるトラブルが3回連続で発生!はじめは僕の持ち方が悪い?とか言ってたけど、2回目からは膝から崩れ落ちて「なんでこんな……途中で消えるとおれの歌全否定されてる気持ちになる!!」って言ってて、胸がきゅってなった。最後は「この声聞こえますかどうぞ」で消えて切なくも面白かった。
無事4回目で成功!この曲はキュートで優しい。
「モーツァルト!」より ♪星から降る金
今の芳雄さんで聴くと、育てるとは・守るとはという観点を強く感じて、勝手にいろいろ感じる時間だった。
歌い終わったあとに”素敵なものが降り注ぐ曲”と紹介して次の企画に移るんだけど、作品のその時点でヴォルフから見たときの解釈で、本当に好きだなと思った。パレードのThis is not over yetを希望の歌と言う人。
観客からのリクエスト曲
「客席の中にも金が降った方がいます」と、ひとりだけ席番号の札の裏に金が貼ってあって、3曲の中から好きな曲を歌ってくれる趣向。
大阪は昼も夜も♪最後のダンス。またしても楽しくお話していたのに、柱に寄りかかってライトを浴びた瞬間にぱきっと空気が変わる。広間の客として息を止めて見届けるしかなかった。
周囲も空席が目立ち、公演中にもかなり終盤で入ってこられる方もいらっしゃって、台風の影響を感じざるを得なかったんだけど、「これが最後じゃないしまた会えるから」と何度も言っていて、最初から参加できた者が何も言うことはできないけど、芳雄さんの言葉にたびたび感じる「仕方ないこともあるけどそれがすべてじゃない」というところが好きだなあと思った。
これから対面のイベントももう少しやっていきたいと言っていたのも嬉しいな。「でもあんまり頻繁だとね、月1とかで開催されたら『いやもう都合つかないよ喋りたいこともないし……』って思うでしょ」っていうのもなんかツボだった。笑
そして最後はハイタッチでお見送り。伝えて反応を返してくれることのありがたさよ。
あたたかくて幸せな時間でした。芳雄さんがファンを称して「僕にとってのぬるま湯」って言うことがあるけど、我々にとってもぬるま湯みたいな優しい空間だったような気がする。これからも応援しております!